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オーダーカーテンのdecorators
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2010年:メゾン 〜 オーダーカーテン インテリアを求めて海外遠征
メゾン・ド・オブジェのトレンドを 『COHABITATION 共同住宅』という概念を3つのカテゴリーでテーマを説明しています。
「la cooperative ラ・コーポラティブ」
共存のための共生・共有・共用・協同がテーマ。
デザインの共用・リユースなんかもその一つ。
工事製品なんかの耐久性・コストパフォーマンス・共用もトレンドとしています。
なんか今年はハイムでも耐久性というキーワードの元にレザーやリアルファーにスポットが当たってたように、ここでは工事用部材の頑丈さやコスト面に注目するのだーってのがテーマ。水道管にポップな色つけてデザインしてますね。
束ねていけばこれまたデザインが生まれ変わります。
以前はイレギュラースターだったドローグデザインなんかの得意技が今じゃど真ん中になるから不思議。
重ねるも今年のトレンド。これもデザインのリユース
縛るもこのテーマに沿ったテクニック
こういうテーマはあくまでも陽気にポジティブに行くのが大事です。
2つ目のテーマ「transcultures トランスカルチャー」
随分と国同士の距離はなくなり、文化間・民族間の壁は限りなく薄くなりつつあり、当然のことながらそのミックスが一つのトレンドとなっています。
去年から照明のデザインに力を注いでいるトムディクソンのランプはとても魅力的です。
彼の去年からの照明群はどれも使いたくなるような世界。吊り方もうまし!
アラブの陶器を思わせるフォルムがここの象徴ですね。
グルチチのデザインを木工できる幸せor難関
これはなんか象徴的であるのだけれど個人的には木工のグルチチがぴんときませんでしたが、グルチチが木で作るところにテーマがありますね。
彼は工事用品を用いた照明も作ってるんですよね。
ウルキオラやトードボーンチェなんかが編みこみのイスを出展してました。
これの何がトレンドかというと去年までは先進国がアフリカ(途上国)の技術を使ってやった的な融合だったのですが、今年のそれは同じ水準で同じ目線で融合しているところに意味があるのですね。
もう少し簡単に言えば、そのコストが安いから下請けに使うのではなく、アフリカの独特のテクニックや色がステキだからを使いたがる先進国がパートナーとして彼らを選ぶという図式が新しいのですね。ふか〜〜〜〜い!
ハンドクラフトもこのテーマに合います。
少しボリュ−ミーに行くのがいいのかも。
3つ目のテーマ「hybrid ハイブリッド」
ヒデキの好きなベルナードが今年もエコをテーマにウィットにとんだブースに仕上げてくれてます。
ユニークなちょっぴり笑える世界が彼の真骨頂。
そうですインテリアはたのしいのだー!
「ヒール ジ アース with smil」
これですよ、こういうユニークさがいるんですよ。
苦しい・くらい・ビンボくさいのがエコなのではなくエコもおしゃれにかっこよくしなきゃ続かないしね。
エベレスト(マナスル)ソファー。部屋に自然を持ち込みましょうみたいな。
疲れて帰ってきたらこんなソファーでゴロンとビバーグ。
日本人だとデザイン少しぐらい悪くしても、マイナスイオン出す何たらかんたら機能をつけちゃうんだろうな〜
このシーンを見てアバターを思い出すのはヒデキだけでしょうか。
なんかいい感じですよね。
ハイムのトレンドUTILTYの流れ
「資材を使う」
地球をいたわるためには共生・共同・共有の概念が必要なんですね。
でもともすればその世界は均一化になりがちです。
デザインがそこに温かみややわらかさや個性を生み、住みやすくしてくれるのではないでしょうか。
(そう思うといいお仕事についたな〜と)
大事なのは「楽しむこと」と「発想のオリジナリティ」
そして、「そんな仕事をしているという自負」
今年もだらだらと書きましたが、最後まで読んでいただいて感謝しております。
さて次のトレンドはどうなるのか、どんなものに会えるのか、だれに会えるのか、今から楽しみです。
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